「WEBを支える技術」読書メモ 第1部 Webについて
この記事は、今後の自分のために技術書を読んでアウトプットすることに重きをおいて書いている。筆者自身が重要だと思ったことを記事に書いていくので、この記事を見た人にとっても有益となれるとよい。
Webを支える技術 HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB press plusシリーズ) [ 山本陽平 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > IT・eコマース
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 2,775円
目次
第1章 Webとは何か
この章ではwebとは何かというテーマでWebという媒体は何を行っているのか説明している。
「Web」の用途
「Web」の用途として、主に3つが挙げられる。
- Webサイト
- ユーザーインターフェースとしてのWeb
- プログラム用APIとしてのWeb
「Web」を支える技術
「Web」を支える基本的な技術として、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、URI(Uniform Resource Identifier)、HTML(Hypertext Markup Language)の3つが挙げられる。
- URIを使えば、サイトの商品や論文、サイトに投稿された動画などのあらゆる情報を指し示せる。
- HTMLとは、URIを使って指し示す情報を表現する文書フォーマット。
- HTTPというプロトコルを使い、情報を取得したり、発注したりできる。
用語説明
ユーザーインターフェース(User Interface,UI)
例えば各種デバイスの設定画面である。テレビ、ハードディスク・レコーダー、プリンタ等がある。
API(Application Programing Interface)
プログラム向けのインターフェースである。データフォーマットにはXMLやJSONなどプログラムで解釈・処理しやすいものを用いる。
第2章 Webの歴史
この章では、Webが誕生するまでの歴史が記述されている。
Webが成功した理由
・必要最低限のリンク機能だけを備えていた事
・それ以前の最大の問題点はリンク機能の複雑さ
第3章 REST
RESTとは
複数のアーキテクチャスタイルを組み合わせて構築した複合アーキテクチャスタイル。重要な概念の一つにリソースがある。リソースとは「Web上に存在する、名前を持ったありとあらゆる情報」のこと。世界中の無数のリソースは、それぞれURIで位置の名前を持つ。プログラムはリソースが表現する情報にアクセスできる。
RESTの構成
- クライアント/サーバ
HTTPというプロトコルでクライアントとサーバが通信する。クライアントはサーバにリクエストを送り、サーバはそれに対してレスポンスを返す。
- ステートレスサーバ
クライアント・サーバに最初に追加するアーキテクチャスタイル。クライアントのアプリケーション状態をサーバで管理しないことを意味する。
- キャッシュ
リソースの鮮度に基づいて、一度取得したリソースをクライアント側で使いまわす方式
◯:サーバーとクライアント間の通信を減らすことでネットワーク帯域の利用や処理時間を縮小し、より効率的に処理できる
✗:古いキャッシュを利用してしまい、情報の信頼性が下がる可能性もある。
- 統一インターフェース
URIで指し示したリソースに対する操作を、統一した限定的なインターフェースで行うアーキテクチャスタイル。
- 階層化システム
システムをいくつかの階層に分離するアーキテクチャスタイル
- コードオンデマンド
プログラムコードをサーバからダウンロードし、クライアント側でそれを実行するアーキテクチャスタイル
- REST=ULCODC$SS
クライアント/サーバにコードオンデマンドまでを追加した複合アーキテクチャスタイル
続きはこちら👇👇👇